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2004.11.07

オンライン書店(と書店)2

さて、そんなことを思っていたら下記の記事にいきあたった。

ITと書物の共存 山田祥平のRe:config.sys PC Watch

山田祥平さんと言えば過去に色々なコンピュータ雑誌やコラムでお世話になったなぁと思い出しました。その方の連載記事の1つ。

琴線に引っかかったのは以下の二つの段落です。

●気になる本はとりあえず入手せよ
●モノとしての本、データとしての本

確かに、日本では本は買っておかないとすぐになくなってしまう。これだけ大書店がたくさんあっても、店舗にない本はないのである。というように無いものは無い、古書店か図書館を調べるしかなくなってしまうのである。入手できないと言う事は存在しないと同じようなもんである。オンライン書店が発達しても書店が大きくなっても、無いものは手に入らない。
 書籍のすべてに、その電子データがCD-ROMなどで添付されるようなことは難しいだろうけれど、今、組み版のほとんどが電子的に行なわれているのだから、データを蓄積するのは、そんなに難しい話ではないと思う。
 それに、紙の本は絶版にせざるを得なくても、電子版は継続して販売し、ニーズに応じてオンデマンドでのコピーサービスをしてもいい。装丁の風合いを味わう楽しみなどは得られないけれど、とにかく中身が欲しいのだという場合にはありがたい。苦労して探求書を古書店で見つけて購入しても、その著者には1円も見返りはないのだ。

絶版にせざるをえないのは仕方が無い。いま日本では多くの書籍が発行されている、どっかの統計か記事で読んだのだが忘れた。これらを本屋に全て流通させるのは到底無理だし絶版になってしまうのも仕方が無い。本の出版量を減らせばいい、なんて意見もあるけれどそれは無理ってものでしょう。正の方向には物事は進みやすくても負の方向にはなかなか進まないし。となると電子国会図書館」のようなものが頭に浮かぶ。電子的なコンテンツは「書籍の一部」ではただのデータから抜け出せなくて、「すべての書籍がデータに」なっていれば莫大な価値をもたらす、と思う。インターネットが出てきた時にゴミみたいな情報も引っかかってしまい本と比べて情報の取捨選択が難しい、と言ったことが言われてましたが、情報の多さはいまでも同じ。選ぶのが大変なのもあまり状況は変わらない。結局探す側の人間が(と検索エンジン等の道具)が賢くなって問題を解決してきている。どうせ本だって読みきれないだけの数が流通していてしかもどの本が重要かなんて、やっぱりなかなか分からないものだ。

いま、手元にある書籍、これがなぜ同じお金を払ってでもデータで手に入らないのだろう、というのは消費者から見た視点。
そしてデータなのに、流通コストや印刷コストがかからないのに、なぜデータでも書籍は劇的に安くなったりしないのだろう、というのがもうひとつ。

先日、iモードで本を読んだり出来ないのかな、と思ってみてみたらiモードは月額300円までの課金なので(今では500円課金のゲームサイトとかありますけどね)どの書籍サイトも①数が少ない②月額300円で読める量が少ないのどちらかに該当するんだと思いました。感覚としてはパケット代も払ってるんだし文庫本丸々1冊で100円くらいにならないものかと思ってしまう。いや、300円でもいいんですよ、便利にいつでも読む事が出来れば。

もちろん本の流通の仕組みとか著作権の問題とか、分かりますけどね。分かった上で大きな時代の流れからいうと上記のような点を目指して物事は収束していくのではないだろうか。せっかくネットワークが発達してデバイスが発達して、それにコンテンツという重要なものを流通させられないのであれば人間は器用貧乏としかいいようがないだろう。

こういった問題は長い時間がかかるかもしれない。でも読み手が読みたいように読める、書き手が絶版といった無価値になってしまうものではなく価値をちゃんと提供できるような環境で…難しいのかもしれないけど将来はきっと出来るようになっていると信じたい。

これを読まれている方は(いらっしゃるか分からないけど)、

①本というモノに対する価値は非常に感じるのでこれからも紙だけにこだわりたい
②本も電子データも両方。本は買うのも処分するのも面倒だ。だから電子データで。
③本も電子データも中身は同じ。なくなってしまう本にさらに電子データ化で普遍的な価値を提供して欲しい
④物理的な本なんていらないし、電子データだけで提供して欲しい。

どのあたりの選択肢が強いんでしょうか?もちろん複数の選択肢にひっかかると思いますが選ぶなら私は③かな。
よければコメント下さい。

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